プジョー神戸西

ルーツを辿って

[2015/01/09]ブロガー ライオン君☆

みなさまこんにちは！

2015年1月1日、中国地方のとある場所に行ってきました。

そこはNHKドラマ「マッサン」やテレビＣＭでおなじみの広島県の”竹原”のすぐ近く

「マッサン」の生家のある”竹原の町並み保存地区”からは

クルマで１５分ほど走ったところにある「松尾城」という山城があった場所です。

なぜ、正月早々、雪が舞い散る中そんなところに行ったかというと・・・

山城めぐりが趣味だから？

もちろん、それもありますが、今回は自身のルーツを辿っての山城、登頂となります。

このお城の城主の名前は「　行友　源左衛門　光叔　」

小早川家の家臣で永禄年間（1558～70）戦功を挙げたと芸藩通志に記載があるそうです。

役場で家系や先祖の出生地などを辿っていくとココに行き着き

年明け早々行ってみることにしました。

さっそく登ってみることに

本丸のちかく二の丸あたりでしょうか？井戸跡の立札があり、かろうじてお城としての痕跡などがあります。

そしていよいよ本丸へ（ほとんど道らしき道がありません）

草をかき分け登っていくと

てっぺんに平坦な場所がありました、これが本丸です。

本丸からは瀬戸内の島々の眺めがキレイに見えます。
（当時は港を守る防衛拠点だったのかもしれませんね！）

搦手部分には帯郭を残し本丸から南方に5，6段の郭をつなげ

そのほか様々な堀切といわれる防衛ラインもあり、小規模ながら堅固な城といった感じでした。

そして、ひとしきり当時の姿を妄想した後

登山口より更に奥に「トンカラリン」と言う史跡があるそうなので目指してみました。

トンカラリンとは何かというと，山の畑の段差を利用して作られた石組みの穴で

東広島市教育委員会による案内板によると「７世紀頃作られたものと推定されていて」

仏教渡来以前に中国，新羅を経て伝来した古代信仰遺跡（道教系）であるとも書かれています

入口はこんな感じ

中はひと一人がしゃがんで通ることが出来るほどの横穴が18ｍほど続き，その先は地上へ抜ける井組の竪穴となっています。

神事や厄除けに使われていた可能性もあるそうで同行していた兄が

「俺行ってくるわ」という言葉を残し、もぐりこんで行ってしまいました。

パイロットの兄は空を飛ぶのも大好きですが地中に潜るのも大好きなようで笑いながら

この穴から這い上がってきました。

元旦にお酒も飲まずに夜まで過ごしたのは中学生以来かもしれません。

いや、もしかすると小学生以来かも・・・

それだけ夢中になれるルーツを辿る旅でした！

ＥＮＤ

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